整形外科専門医による
筋膜リリース(ハイドロリリース)・
ボトックス専門外来
こんにちは、上野医院です。
このたび、整形外科専門医による「筋膜リリース注射(ハイドロリリース)・肩ボトックス専門外来」を開設しました。
「マッサージに行ってもすぐ戻る」「整体を続けているけれど改善しない」——
筋膜リリース注射(ハイドロリリース)は、痛みの原因となっている筋膜の癒着を生理食塩水で剥がす、整形外科専門医による注射治療です。
肩のボトックス注射は過緊張筋に注入し、神経から筋肉への信号伝達を一時的に遮断することで、肩こりの悪循環を持続的に遮断する治療法です。
この外来では超音波エコーで確認しながら、筋膜にピンポイントでアプローチします。
- マッサージや整体に通っても数日で肩こりが戻る
- 慢性腰痛で、押すと痛い部位がある
- デスクワーク・スマホ首で肩〜首が常に重い
- 肩甲骨の内側がこり固まって朝から体が重い
- 湿布・痛み止めに頼り続けることへの不安がある
- 肩こりが原因の頭痛・めまいがある
- 痛みの根本原因をちゃんと整形外科医に診てほしい

マッサージや湿布で治らないその痛み。
原因は「筋膜の癒着」かもしれません。
筋肉を包む「筋膜(きんまく)」は、全身を覆うウェットスーツのようなものです。 デスクワークや姿勢の悪さによって、この筋膜の一部がシワになり、隣の筋肉や神経とベチャッとくっついて(癒着して)しまうことがあります。癒着した筋膜は、サビついた自転車のチェーンと同じ。外からいくら強く揉んだり押したりしても、根本的なサビ(癒着)が取れない限り、血流は戻らず痛みは再発します。レントゲンには骨しか写らないため、この「筋膜の癒着」は見逃されがちなのです。
なぜ痛むの?「筋膜の癒着」と
筋膜リリース注射(ハイドロリリース)の
仕組み

筋肉を包んでいる薄い膜のことを「筋膜(きんまく)」と呼びます。長時間のスマホ操作やデスクワーク、姿勢の悪さによって、この筋膜同士がくっついてしまう(癒着する)と、筋肉がスムーズに動けなくなり、血流が悪化してガンコな「痛み」や「こり」を引き起こします。筋膜リリース注射(ハイドロリリース:Hydro=水、Release=剥がす)は、この癒着して分厚くなった筋膜に、生理食塩水などの薬液をピンポイントで注射し、水圧で優しく剥がす(リリースする)最新の治療法です。癒着が剥がれることで筋肉の動きが劇的に改善し、つらい痛みがスッと和らぎます。
細い注射針で筋膜に侵入するため、筋繊維への侵襲(負担)は最小限でリリースできます。
筋膜リリース注射の「3つの特徴」
筋膜リリース注射(ハイドロリリース)は、超音波エコーでリアルタイムに筋膜の癒着を確認しながら、生理食塩水をピンポイントで注射し、水の圧力で癒着を物理的に剥がす治療法です。当院では局所麻酔薬を使用しない「純粋生食プロトコル」を採用しています。薬剤アレルギーのリスクをほぼゼロにし、「純粋に筋膜を機械的に剥がす効果」のみをお届けします。
① エコー(超音波)で
痛みの原因を「見える化」
医師の手探りではなく、最新の超音波エコー装置を使って、皮膚の下の「筋膜が白く癒着している部分(痛みの原因)」をミリ単位で正確に見つけ出します。
注射液の水圧で「物理的に剥がす」
癒着が剥がれた瞬間に血流が再開するため、注射をした直後から効果を実感される方が非常に多いのが特徴です。
強いお薬に頼らない
注射する液体の主成分は「生理食塩水(人間の体液に近い水)」です。強いステロイド剤などは使用しません。

1)筋膜の癒着で血行の悪くなった筋繊維がコリや痛みの原因となります。2,3)注射で癒着を剥離すると、直ちに症状が改善することが多いです。


*整形外科専門医が超音波で解剖構造を確認しながら施術するため、エコーなしで行われる「トリガーポイント注射」とは根本的に精度が異なります
- 首・肩: 慢性的な肩こり、スマホ首(ストレートネック)、緊張型頭痛
- 腰・背中: 慢性腰痛、ぎっくり腰の予防、背中の張り
対応部位(肩・腰)
| 部位 | ターゲット筋 | 主な適応症状 |
| 肩・頸部 | 僧帽筋上部・肩甲挙筋・菱形筋・板状筋 | 慢性肩こり・頸部痛・肩甲骨内側の痛み・寝違え・緊張性頭痛 |
| 腰部 | 脊柱起立筋・多裂筋周囲 | 慢性腰痛・ぎっくり腰後の痛み・押すと痛い部位のある腰痛 |
料金
| メニュー | 料金(税込) | 含まれるもの |
| ハイドロリリース 1部位 (肩または腰) | 5,500円 | 診察・エコー・薬剤料・手技料すべて込み |
| ハイドロリリース 2部位(肩+腰) | 8,800円 | 肩+腰など複数箇所を同日対応 |
| セット | 1部位4,400 2部位6,600 | 当日レーザーや脱毛、ヒアルロン酸など 当院の別メニューを受けていただいている方は割引でご案内します。 |
*ついでにハイドロ大歓迎です。
患者さまの声
以下はいずれも実際の患者さまからいただいた感想です。掲載はご本人の同意を得ています。
デスクワークで長年悩んでいた肩こりがひどく、マッサージに通っても翌日には元に戻っていました。筋膜リリース注射は、生理食塩水を注入するときに「メリメリ」とした痛みが結構ありましたが、すぐに痛みは消えて、肩がスッと軽くなりました。数回通ううちに、以前より楽な状態が続くようになってきた気がします。
※個人の感想です。効果には個人差があります。同様の結果を保証するものではありません。
首の付け根から肩にかけての痛みが続いていて、整骨院に通っていましたが改善しきらず、こちらで筋膜リリース注射を受けてみました。注射の際に「ジワーッとほぐれる感覚」があり、施術後に首が少し動きやすくなった印象でした。継続して受けることで、だんだんと楽な時間が増えてきています。
※個人の感想です。効果には個人差があります。同様の結果を保証するものではありません。
腰の重だるさが長く続いていて、湿布と鎮痛剤でなんとかしのいでいました。整形外科専門医がエコーで確認してくださるということで安心して受けられました。施術後から翌日にかけて、以前より腰が軽く感じる時間が増えました。定期的に通うようにしています。
※個人の感想です。効果には個人差があります。同様の結果を保証するものではありません。
※体験談は個人の感想であり、すべての方に同様の効果をお約束するものではありません。
医学的根拠
ハイドロリリースは、近年の国際的な臨床研究によってその効果が裏付けられつつある治療法です。主要な査読付き論文をご紹介します。
▍◆ 論文① 生理食塩水注射はリドカイン注射と同等の鎮痛効果(2025年)
掲載誌:Scientific Reports(Nature系学術誌)
著 者:西中国病院・四川大学(中国)研究チーム
対 象:上部僧帽筋の筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)患者 41名
方 法:生理食塩水ハイドロリリース vs 1%リドカイン注射 ランダム化比較試験(RCT)
結 果:VASスコアは生理食塩水群で効果量r=0.716(p<0.001)を示し、リドカイン注射群(r=0.604)と同等の鎮痛効果が報告されています(12週フォローアップ)。
意 義:ハイドロリリースの効果が薬の作用ではなく、筋膜を物理的に剥がすことによるものであることを強く示唆する結果として報告されています。
▍◆ 論文② ドライニードリング(鍼)より高い改善効果(2023年)
掲載誌:Frontiers in Rehabilitation Sciences(査読付き)
著 者:Suarez-Ramos C et al.(フィリピン・サント・トーマス大学)
方 法:超音波ガイド下の筋膜間ハイドロリリース vs ドライニードリング 単盲検RCT
結 果:ハイドロリリース群はドライニードリング群と比較してVAS疼痛スコアでより大きな改善効果量を示したと報告されています。
QOL(生活の質)においても改善が認められたとされています。
▍◆ 論文③ 偽注射と比較しても有意な効果(2024年)
掲載誌:American Journal of Physical Medicine & Rehabilitation(米国物理医学誌)
方 法:筋膜間注射 vs シャム(偽)注射 二重盲検ランダム化比較試験
結 果:筋膜間注射群は偽注射群と比較して12週後の疼痛が有意に軽減されたと報告されています。
上記の研究結果はすべての患者様に同様の効果が得られることを保証するものではありません。効果には個人差があります。これらの研究は特定の条件下で行われた臨床試験の結果であり、当院での施術結果を保証するものではありません。詳しくは施術前の診察にて医師にご相談ください。
動画で打ち方をご紹介
担当医紹介
担当:上野医院 上野琢郎(整形外科専門医)
経歴:
長野市三輪小学校(生粋のみわっこです)
信州大学教育学部附属中学校
長野県長野高校
金沢大学医学部医学科
職歴:
金沢大学病院整形外科含め北陸の病院で整形外科医として勤務
イギリス Imperial College London MSk Lab 留学(人工股関節の勉強)2022年ー2023年
生粋の長野市三輪育ちの人間です。
専門は人工股関節ですが、一般整形は全て対応できます。
整形外科専門医として、10年間でこれまでに500名以上の患者様にハイドロリリースを施行してきました。
経験をもとに、お一人おひとりの症状に合わせた治療をご提案します。
よろしくお願いいたします。
【資格】整形外科専門医、日本人工関節学会学会認定医
【趣味】テニス、ランニング、英語、旅行
施術の流れ
診察では触診し筋の硬さを評価します。
(安静不要)
全部過程で15分程度で終了いたします。
筋膜リリース(ハイドロリリース)
専門外来の予約時間
💡金曜日・土曜日限定です。
| 曜日 | 受付時間 | 備考 |
| 金曜日 | 9:00〜20:00 | 完全予約制・自由診療 LINE/電話予約 |
| 土曜日 | 9:00〜15:00 | 完全予約制・自由診療 LINE/電話予約 |
注射して10分程度で症状の改善や患部の軽さを実感する方が多いです。注射とセットで二階併設ジムでマシンピラティスを利用したストレッチ指導も行っています。特に首・肩・肩甲骨周囲のストレッチはマシンピラティスで効率よく行えるため、筋膜リリースと併用すると効果的です。完全予約制になりますので、LINEでお問い合わせください。

リハビリテーションのための
ピラティス
マシンピラティスは理学療法のツールとしても取り入れられています。
写真の本では米国のリハビリ施設で治療にピラティスを取り入れている著者が、科学的根拠を示しつつ、その理論と具体的な適用方法が示されており、参照としています。
よくある質問
- 注射は痛いですか?
-
採血などで使用する針よりも細い、極細の注射針を使用するため、痛みは最小限に抑えられます。ただし、針を刺す時のチクッとした痛みや、薬液が入って筋膜が剥がれる際に「重だるい感覚」や「押されるような感覚」を伴うことがあります。
- 筋膜リリース注射(ハイドロリリース)はどのくらいで効果が出ますか?
-
多くの方が施術直後〜当日中に可動域の改善や肩の軽さを実感されます。慢性の肩こり・腰痛は2〜4週に1回のペースで5〜10回を目安に継続すると安定した改善が期待できます。急性の症状(寝違え・ぎっくり腰など)は1〜2回で改善するケースもあります。効果には個人差があります。
- 腱の癒着にも効果がありますか?
-
腱と周囲組織の滑走不全(癒着)にも、エコーガイド下での生理食塩水注入が有効な場合があります。腱周囲炎・腱鞘部位への対応もカウンセリングでご相談ください。
- 治療にはどのくらい時間がかかりますか?
-
エコー(超音波)で患部を確認し、ピンポイントで注射を行う処置自体は、数分程度で終了します。※初診の場合は、問診や詳細なエコー検査を行うため、少しお時間をいただきます。
- 注射をした当日は、お風呂に入ったり運動したりしても大丈夫ですか?
-
当日の入浴(シャワー・湯船)は通常通りしていただいて問題ありません。当日から通常の日常生活が可能です。激しい運動は念のため翌日以降をおすすめします。
- ハイドロリリースとボトックスは同日に受けられますか?
-
はい。ハイドロリリースで癒着を剥がしてから、ボトックスで再癒着を防ぐダブルアプローチを同日に施術できます。組み合わせることでより安定した改善が期待できます。
- 妊娠中・授乳中でも受けられますか?
-
肩ボトックスは妊娠中・授乳中・産後3ヶ月以内の方はお受けいただけません。ハイドロリリース(生理食塩水のみ)については可能です。
- エコーなしの筋膜リリース注射と何が違うのですか?
-
エコーなしでは皮下脂肪・筋肉の深さの個人差が大きく、筋膜に正確に届けることは困難です。当院では整形外科専門医がエコーで針先をリアルタイムに確認しながら施術するため、血管・神経を避けながらミリ単位で正確に筋膜へ届けることができます。
- 市外からもこれますか?
-
駐車場あります。予約いただければ、須坂・小布施・千曲・上田エリアからのご来院歓迎です。
肩ボトックス

肩ボトックスは、ボツリヌストキシン製剤を僧帽筋・肩甲挙筋などの過緊張筋に注入し、神経から筋肉への信号伝達を一時的に遮断することで、3〜4ヶ月間にわたって肩こりの悪循環を持続的に遮断する治療法です。
当院では整形外科専門医が超音波エコーで筋肉の解剖構造を確認しながら注入するため、「腕が上がりにくくなる」などの意図しない副作用リスクを最小限に抑えています。
料金
| 両肩(肩痩せ・肩こり) | 4,4000円(税込み) |
使用製剤について
| 項目 | 内容 |
| 製剤名 | ニューロノックス(Neuronox) |
| 製造元・原産国 | 韓国・ メディトックス社製 |
| 承認機関 | KFDA(韓国食品医薬安全庁)承認 |
| 安全性・有効性 | KFDAの承認を受けており安全性が確保されています。ボトックスと同等以上の効果が科学的データでも示されています。 |
| 保存管理 | 冷蔵2〜8℃保存。希釈後は規定時間内に使用。 |
肩ボトックスの効果のタイムライン(個人差あり)
効果発現開始。軽い肩の軽さを感じ始める
本格的な肩こり改善。日常の重だるさが大きく減少
最大効果期。肩ライン整美効果(筋厚約15%減少)も実感
効果が徐々に薄れる。再注入のタイミング
⚠ 禁忌:妊娠中・授乳中・産後3ヶ月以内の方・重症筋無力症・特定の抗生物質使用中の方はお受けいただけません
ダブルアプローチ(組み合わせ)
ハイドロリリースとボトックスは同日に施術できます。
💧 ハイドロリリース(先行)
→ 既存の筋膜癒着を物理的に剥離。即時の可動域・痛みの改善。
💉 肩ボトックス(後行)
→ 過緊張筋を3〜4ヶ月弛緩。再癒着が起こりにくい環境をつくる。
2つを組み合わせることで「癒着を剥がす+再癒着を防ぐ」相乗効果が期待できます。
整形外科×注射治療の両方を担う上野医院ならではのアプローチです。
監修者・免責文
監修:上野医院 院長 上野 正樹
整形外科・美容外科・美容皮膚科 / 日本整形外科学会 / 日本美容外科学会(JSAS)認定
厚生労働省届け出「再生医療提供機関」(PRP療法)
※ 効果には個人差があります。
※ 施術に伴うリスク(内出血・一時的な重だるさ・感染・気胸等の稀な合併症)については施術前に医師から詳しくご説明します。
※ 肩ボトックスは妊娠中・授乳中・産後3ヶ月以内の方はお受けいただけません。
※ 上記のエビデンス情報は現時点の臨床研究の結果であり、すべての患者様に同様の効果が得られることを保証するものではありません。
※ 詳しくはお気軽に医師にご相談ください。
