アートメイクを消したい方へ ピコレーザー除去|上野医院【長野市】

「昔に入れたアートメイクが古くなって不自然…」「眉の形を変えたいから一度消してから入れ直したい」「思ったより濃く入りすぎてしまった」——そんなお悩みを抱えて来院される方が、ここ数年で増えています。

アートメイクは一度入れると自然には消えません。しかし、ピコレーザーという医療機器の登場によって、以前より少ない回数・少ない肌への負担でアプローチできるようになりました。

長野市・上野医院では、薬機法で正式に承認されたPicoSure(ピコシュア)を使用し、アートメイク除去に対応しています。このコラムでは、除去の仕組みから色による難易度の違い、必要な回数・料金・注意点まで、整形外科専門医の視点で解説します。


目次
  • 入れてから数年が経ち、色や形が古くなってきた
  • 思ったより濃く・太く入ってしまった
  • 新しいデザインに入れ直したいが、既存のアートメイクが邪魔になっている
  • 他院で入れたアートメイクが気に入らず、修正・除去したい
  • フェードアウトするはずが、なかなか薄くならない

ピコレーザーは、1兆分の1秒(ピコ秒)という極めて短い時間でレーザーを照射し、「衝撃波」によって色素を微細に粉砕する医療機器です。

従来のQスイッチレーザー(ナノ秒レーザー)と比較すると、パルス幅が約1/1000以下と非常に短いため、周囲の組織に熱が広がりにくく、肌へのダメージを抑えながら色素に働きかけられることが特徴です。

項目Qスイッチレーザー(旧来)ピコレーザー
パルス幅ナノ秒(10億分の1秒)ピコ秒(1兆分の1秒)= 1/1000以下
作用熱エネルギーで色素分解光音響作用(衝撃波)で微細粉砕
熱ダメージ周囲への熱波及あり最小化
対応色主に黒・濃色黒〜ブラウン系・多色に対応
回数の目安多い傾向少ない傾向(個人差あり)

当院が使用するPicoSure(ピコシュア)は、サイノシュア社が開発した世界で初めて実用化されたピコ秒レーザーです。薬機法による医療機器承認番号(30200BZX00153000)を取得しており、良性色素性病変・刺青等の治療を目的とした医療機器として正式に承認されています。


アートメイクの除去難易度は、使用されている色素の「色」によって大きく変わります。カウンセリングで色・深さ・量を確認した上で、必要な回数や注意点をご説明します。

色素の色除去のしやすさポイント
黒・紺・グレー◎ 取れやすいレーザーが最も反応しやすく、少ない回数で改善が期待できます
ブラウン・こげ茶△ 注意が必要色素に含まれる鉄成分が熱で変色し、一時的に黒く見えることがあります
茶色(ナチュラル系)△ やや難しい同様に変色リスクがあります。段階的な照射が必要です
赤・オレンジ系△ 対応可赤色インクに反応する532nmの波長を用いることで対応できます。回数は多くなる場合があります
パステル・淡色系▲ 難しい色素が薄く反応しにくいため、完全除去できない場合があります
肌色(カモフラージュ用)× 基本的に不可肌色のインクはピコレーザーでの除去ができません

症例紹介

過去に入れたアートメイク色素に対して、入れ直し前にピコスポット照射で除去を行いました。色素の深さや色調を確認しながら、4週間間隔で2回照射をしました。


施術内容・使用機器/薬剤:ピコシュアによるピコスポット照射を週間間隔で2回施行。
治療期間:4週間間隔で2回施術
治療回数:2回
料金(税込・総額):アートメイク除去:33,000円(税込)×2回=66,000円(税込)
主なリスク・副作用:発赤、腫れ、ひりつき、熱感、かさぶた、炎症後色素沈着、色素脱失、瘢痕、色調変化、残色、一時的な脱毛など
症例のポイント:過去に入れたアートメイク色素に対して、ピコスポット照射で段階的に除去を行いました。色素の深さや色調を確認しながら、4週間間隔で治療しています。アートメイクを新しく入れ直す前に除去を希望する方もいます。レーザーは黒に強く反応するため、一時的に脱毛しますが、脱毛レーザーと違ってまた生えてきます。
使用機器に関する記載:使用機器:皮膚良性色素性疾患治療用レーザ装置 PicoSure/医療機器承認番号:30200BZX00153000/薬機法上、良性色素性病変・刺青等の治療を目的として承認された医療機器です

当院は「入れる側(アートメイク施術)」と「除去する側(ピコレーザー)」の両方を院内で完結できるクリニックです。

  • 薬機法承認機器 PicoSure を使用(医療機器承認番号:30200BZX00153000)
  • 色・深さ・量を確認した上で個別プロトコルを設計:一律ではなく、状態に応じた照射設定で対応します
  • 除去後の「入れ直し」まで相談可能:院内にアートメイクナースが在籍しており、除去後の新しいデザインへの入れ直しも院内でご相談いただけます
  • 完全予約制・プライバシー配慮:誰にも会わずに帰れる設計
  • 大型駐車場完備:長野市近郊どこからでも車で通院可能

① カウンセリング・診察 アートメイクの色・入れた時期・施術回数・希望(完全除去か修正か)を確認します。色調・深さを診て、必要な回数の目安をお伝えします。

② ピコスポット照射 PicoSureで照射します。照射時間は部位により数分程度。照射直後、皮膚表面が一時的に白く反応します(フロスティング)。

軟膏処置・アフターケア説明 施術後は軟膏を塗布します。帰宅後のケア方法(保湿・紫外線対策・触らない)を丁寧にご説明します。

④ 次回照射 皮膚の回復を待ち、4週間後以降に効果を確認しながら次の照射を行います。

Q1. 何回で消えますか?

色・深さ・量・肌質によって異なります。黒・グレー系の色素であれば2〜3回で改善が期待できる場合があります。ブラウン・茶色系や複数回施術している場合はそれ以上かかることがあります。完全にわからなくなるまでには個人差があり、10ヶ月以上かかることもあります(個人差あります)。

Q2. 痛みはありますか?

麻酔クリームを使用するためかなり軽減されます。照射中は輪ゴムでパチンと弾かれるような感触と表現される方が多いです。

Q3. 施術後、すぐメイクはできますか?

照射部位へのメイクは、かさぶたが自然に取れるまで(1〜2週間程度)は控えていただきます。その間も他の部位のメイクは可能です。

Q4. 完全に消えない場合はありますか?

はい。特に茶色・ブラウン系色素・パステル系・肌色インクは完全除去が困難なケースがあります。また色素の深さや量によっては「完全に見えなくなる」ことが目標として難しいこともあります。カウンセリングで現実的な目標をご提案します。

Q5. 除去後、すぐに新しいアートメイクを入れ直せますか?

皮膚が十分に回復してから(目安として除去終了後3〜6ヶ月以降)であれば入れ直しが可能です。当院ではアートメイク施術も行っていますので、除去の段階からスケジュールを合わせてご提案できます。


アートメイク除去は、色素の「色」と「深さ」が除去のしやすさを大きく左右します。ピコレーザー(PicoSure)は従来のQスイッチレーザーよりも少ない回数・少ない熱ダメージでアプローチが期待できる機器ですが、それでも色素の種類によっては複数回の施術が必要となります。

上野医院では、薬機法で承認されたPicoSureを使用し、色・深さ・量を確認した上で個別に対応しています。「除去してから新しいアートメイクを入れ直したい」という方も含め、まずはカウンセリングでご相談ください。

※効果には個人差があります。 ※詳しくはお気軽に医師にご相談ください。 ※自由診療です。


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