ハイドロリリース・肩ボトックス 専門外来Spots

こんにちは、上野医院です。

このたび、整形外科専門医による「ハイドロリリース・肩ボトックス専門外来」を開設しました。

「マッサージや湿布を続けているのに肩こり・腰痛が取れない」—そのお悩み、筋膜の深部に原因がある場合があります。超音波エコーで確認しながら行う注射治療で、表面からでは届かない根本にアプローチします。

この外来では、整形外科専門医が骨・神経・筋膜のすべてを診た上で、ハイドロリリース(筋膜リリース注射)と肩ボトックスを提供します。

💡 こんなお悩み、ありませんか?
  • マッサージや整体に通っても数日で肩こりが戻る
  • 慢性腰痛で、押すと痛い部位がある
  • デスクワーク・スマホ首で肩〜首が常に重い
  • 肩甲骨の内側がこり固まって朝から体が重い
  • 湿布・痛み止めに頼り続けることへの不安がある
  • 肩こりが原因の頭痛・めまいがある
  • 痛みの根本原因をちゃんと整形外科医に診てほしい

マッサージや湿布で治らないその痛み。
原因は「筋膜の癒着」かもしれません。


筋肉を包む「筋膜(きんまく)」は、全身を覆うウェットスーツのようなものです。 デスクワークや姿勢の悪さによって、この筋膜の一部がシワになり、隣の筋肉や神経とベチャッとくっついて(癒着して)しまうことがあります。癒着した筋膜は、サビついた自転車のチェーンと同じ。外からいくら強く揉んだり押したりしても、根本的なサビ(癒着)が取れない限り、血流は戻らず痛みは再発します。レントゲンには骨しか写らないため、この「筋膜の癒着」は見逃されがちなのです。

なぜ痛むの?「筋膜の癒着」と
ハイドロリリースの仕組み

筋肉を包んでいる薄い膜のことを「筋膜(きんまく)」と呼びます。長時間のスマホ操作やデスクワーク、姿勢の悪さによって、この筋膜同士がくっついてしまう(癒着する)と、筋肉がスムーズに動けなくなり、血流が悪化してガンコな「痛み」や「こり」を引き起こします。ハイドロリリース(Hydro=水、Release=剥がす)は、この癒着して分厚くなった筋膜に、生理食塩水などの薬液をピンポイントで注射し、水圧で優しく剥がす(リリースする)最新の治療法です。癒着が剥がれることで筋肉の動きが劇的に改善し、つらい痛みがスッと和らぎます。

細い注射針で筋膜に侵入するため、筋繊維への侵襲(負担)は最小限でリリースできます。

ハイドロリリース(Hydro Release)は、超音波エコーでリアルタイムに筋膜の癒着を確認しながら、生理食塩水をピンポイントで注射し、水の圧力で癒着を物理的に剥がす治療法です。当院では局所麻酔薬を使用しない「純粋生食プロトコル」を採用しています。薬剤アレルギーのリスクをほぼゼロにし、「純粋に筋膜を機械的に剥がす効果」のみをお届けします。

① エコー(超音波)で
痛みの原因を「見える化」

医師の手探りではなく、最新の超音波エコー装置を使って、皮膚の下の「筋膜が白く癒着している部分(痛みの原因)」をミリ単位で正確に見つけ出します。

注射液の水圧で「物理的に剥がす」

癒着が剥がれた瞬間に血流が再開するため、注射をした直後から効果を実感される方が非常に多いのが特徴です。

強いお薬に頼らない

注射する液体の主成分は「生理食塩水(人間の体液に近い水)」です。強いステロイド剤などは使用しません。

1)筋膜の癒着で血行の悪くなった筋繊維がコリや痛みの原因となります。2,3)注射で癒着を剥離すると、直ちに症状が改善することが多いです。


*整形外科専門医が超音波で解剖構造を確認しながら施術するため、エコーなしで行われる「トリガーポイント注射」とは根本的に精度が異なります

ハイドロリリースが効果的な症状
  • 首・肩: 慢性的な肩こり、スマホ首(ストレートネック)、緊張型頭痛
  • 腰・背中: 慢性腰痛、ぎっくり腰の予防、背中の張り

応部位(肩・腰)

部位ターゲット筋主な適応症状
肩・頸部僧帽筋上部・肩甲挙筋・菱形筋・板状筋慢性肩こり・頸部痛・肩甲骨内側の痛み・寝違え・緊張性頭痛
腰部脊柱起立筋・多裂筋周囲慢性腰痛・ぎっくり腰後の痛み・押すと痛い部位のある腰痛

料金

メニュー料金(税込)含まれるもの
ハイドロリリース 
1部位 (肩または腰)
5,500円診察・エコー・薬剤料・手技料すべて込み
ハイドロリリース 
2部位(肩+腰)
8,800円肩+腰など複数箇所を同日対応
セット1部位4,400
2部位6,600
当日レーザーや脱毛、ヒアルロン酸など
当院の別メニューを受けていただいている方は割引でご案内します。

*ついでにハイドロ大歓迎です。

肩ボトックスは、ボツリヌストキシン製剤を僧帽筋・肩甲挙筋などの過緊張筋に注入し、神経から筋肉への信号伝達を一時的に遮断することで、3〜4ヶ月間にわたって肩こりの悪循環を持続的に遮断する治療法です。
当院では整形外科専門医が超音波エコーで筋肉の解剖構造を確認しながら注入するため、「腕が上がりにくくなる」などの意図しない副作用リスクを最小限に抑えています。

使用製剤について

項目内容
製剤名ニューロノックス(Neuronox)
製造元・原産国韓国・
メディトックス社製
承認機関KFDA(韓国食品医薬安全庁)承認
安全性・有効性KFDAの承認を受けており安全性が確保されています。ボトックスと同等以上の効果が科学的データでも示されています。
保存管理冷蔵2〜8℃保存。希釈後は規定時間内に使用。

効果のタイムライン(個人差あり)

STEP
3〜5日後

効果発現開始。軽い肩の軽さを感じ始める

STEP
2〜4週後

本格的な肩こり改善。日常の重だるさが大きく減少

STEP
8〜12週(ピーク)

最大効果期。肩ライン整美効果(筋厚約15%減少)も実感

STEP
3〜4ヶ月後

効果が徐々に薄れる。再注入のタイミング

重要注意点

⚠ 禁忌:妊娠中・授乳中・産後3ヶ月以内の方・重症筋無力症・特定の抗生物質使用中の方はお受けいただけません

ハイドロリリースとボトックスは同日に施術できます。

💧 ハイドロリリース(先行)
→ 既存の筋膜癒着を物理的に剥離。即時の可動域・痛みの改善。

💉 肩ボトックス(後行)
→ 過緊張筋を3〜4ヶ月弛緩。再癒着が起こりにくい環境をつくる。

2つを組み合わせることで「癒着を剥がす+再癒着を防ぐ」相乗効果が期待できます。
整形外科×注射治療の両方を担う上野医院ならではのアプローチです。

ハイドロリリースは、近年の国際的な臨床研究によってその効果が裏付けられつつある治療法です。主要な査読付き論文をご紹介します。

▍◆ 論文① 生理食塩水注射はリドカイン注射と同等の鎮痛効果(2025年)

掲載誌:Scientific Reports(Nature系学術誌)
著 者:西中国病院・四川大学(中国)研究チーム
対 象:上部僧帽筋の筋・筋膜性疼痛症候群(MPS)患者 41名
方 法:生理食塩水ハイドロリリース vs 1%リドカイン注射 ランダム化比較試験(RCT)
結 果:VASスコアは生理食塩水群で効果量r=0.716(p<0.001)を示し、リドカイン注射群(r=0.604)と同等の鎮痛効果が報告されています(12週フォローアップ)。
意 義:ハイドロリリースの効果が薬の作用ではなく、筋膜を物理的に剥がすことによるものであることを強く示唆する結果として報告されています。

▍◆ 論文② ドライニードリング(鍼)より高い改善効果(2023年)

掲載誌:Frontiers in Rehabilitation Sciences(査読付き)
著 者:Suarez-Ramos C et al.(フィリピン・サント・トーマス大学)
方 法:超音波ガイド下の筋膜間ハイドロリリース vs ドライニードリング 単盲検RCT
結 果:ハイドロリリース群はドライニードリング群と比較してVAS疼痛スコアでより大きな改善効果量を示したと報告されています。
QOL(生活の質)においても改善が認められたとされています。

▍◆ 論文③ 偽注射と比較しても有意な効果(2024年)

掲載誌:American Journal of Physical Medicine & Rehabilitation(米国物理医学誌)
方 法:筋膜間注射 vs シャム(偽)注射 二重盲検ランダム化比較試験
結 果:筋膜間注射群は偽注射群と比較して12週後の疼痛が有意に軽減されたと報告されています。

【重要な免責事項】

上記の研究結果はすべての患者様に同様の効果が得られることを保証するものではありません。効果には個人差があります。これらの研究は特定の条件下で行われた臨床試験の結果であり、当院での施術結果を保証するものではありません。詳しくは施術前の診察にて医師にご相談ください。

担当:上野医院 上野琢郎(整形外科専門医)
経歴
長野市三輪小学校(生粋のみわっこです)
信州大学教育学部附属中学校
長野県長野高校
金沢大学医学部医学科
職歴
金沢大学病院整形外科含め北陸の病院で整形外科医として勤務
イギリス Imperial College London MSk Lab 留学(人工股関節の勉強)2022年ー2023年

生粋の長野市三輪育ちの人間です。

専門は人工股関節ですが、一般整形は全て対応できます。
整形外科専門医として、10年間でこれまでに500名以上の患者様にハイドロリリースを施行してきました。
経験をもとに、お一人おひとりの症状に合わせた治療をご提案します。
よろしくお願いいたします。

【資格】整形外科専門医、日本人工関節学会学会認定医
【趣味】テニス、ランニング、英語、旅行

STEP
問診・診察・禁忌確認・インフォームドコンセント

診察では触診し筋の硬さを評価します。

STEP
超音波エコーで筋膜の癒着・血管・神経の位置を評価
STEP
ハイドロリリース / 肩ボトックス(またはその両方)
STEP
術後観察・注意事項説明・帰宅
(安静不要)

全部過程で15分程度で終了いたします。

💡金曜日・土曜日限定です。

曜日受付時間備考
金曜日9:00〜20:00完全予約制・自由診療 LINE/電話予約
土曜日9:00〜15:00完全予約制・自由診療 LINE/電話予約
注射は痛いですか?

採血などで使用する針よりも細い、極細の注射針を使用するため、痛みは最小限に抑えられます。ただし、針を刺す時のチクッとした痛みや、薬液が入って筋膜が剥がれる際に「重だるい感覚」や「押されるような感覚」を伴うことがあります。

何回くらい治療を受ければよくなりますか?

症状の重さや癒着の程度によって個人差があります。1回の治療で痛みの緩和を実感される方もいらっしゃいますが、慢性的な症状や長年のクセがある場合は、数日経つと癒着が戻りやすくなります。症状の改善を見ながら間隔を空けていくことをおすすめしています。

治療にはどのくらい時間がかかりますか?

エコー(超音波)で患部を確認し、ピンポイントで注射を行う処置自体は、数分程度で終了します。※初診の場合は、問診や詳細なエコー検査を行うため、少しお時間をいただきます。

注射をした当日は、お風呂に入ったり運動したりしても大丈夫ですか?

当日の入浴(シャワー・湯船)は通常通りしていただいて問題ありません。ただし、注射後すぐに激しい運動や無理なストレッチを行うと、かえって痛みが出ることがあるため、当日はなるべく安静に過ごされることをおすすめします。

ハイドロリリースとボトックスは同日に受けられますか?

はい。ハイドロリリースで癒着を剥がしてから、ボトックスで再癒着を防ぐダブルアプローチを同日に施術できます。組み合わせることでより安定した改善が期待できます。

妊娠中・授乳中でも受けられますか?

肩ボトックスは妊娠中・授乳中・産後3ヶ月以内の方はお受けいただけません。ハイドロリリース(生理食塩水のみ)については事前の診察でご相談ください。

エコーなしの筋膜リリース注射と何が違うのですか?

 エコーなしでは皮下脂肪・筋肉の深さの個人差が大きく、筋膜に正確に届けることは困難です。当院では整形外科専門医がエコーで針先をリアルタイムに確認しながら施術するため、血管・神経を避けながらミリ単位で正確に筋膜へ届けることができます。

市外からもこれますか?

駐車場あります。予約いただければ、須坂・小布施・千曲・上田エリアからのご来院歓迎です。

監修:上野医院 院長 上野 正樹
整形外科・美容外科・美容皮膚科 / 日本整形外科学会 / 日本美容外科学会(JSAS)認定
厚生労働省届け出「再生医療提供機関」(PRP療法)

※ 効果には個人差があります。
※ 施術に伴うリスク(内出血・一時的な重だるさ・感染・気胸等の稀な合併症)については施術前に医師から詳しくご説明します。
※ 肩ボトックスは妊娠中・授乳中・産後3ヶ月以内の方はお受けいただけません。
※ 上記のエビデンス情報は現時点の臨床研究の結果であり、すべての患者様に同様の効果が得られることを保証するものではありません。
※ 詳しくはお気軽に医師にご相談ください。