シミの種類と見分け方|6タイプを医師が解説【長野市 上野医院】

「シミ取りレーザーをすれば、どんなシミも消える」——これは、よくある誤解です。シミは種類によって原因も正しい治療法も異なり、なかにはレーザーを当てると悪化するタイプもあります。この記事では、PicoSure(755nm)をはじめ複数のレーザーを使い分ける長野市・上野医院の医師が、6タイプのシミの見分け方をお伝えします。


目次

シミは大きく6種類に分かれます。まず「自分のシミがどのタイプか」を見極めることが、正しい治療の出発点です。特に肝斑は、通常のレーザーを当てると悪化することがあるため注意が必要です。

シミの種類見た目の特徴適した治療の方向性
老人性色素斑(日光黒子)境界がはっきりした茶色い斑レーザーがよく反応する
肝斑(かんぱん)頬に左右対称・輪郭がぼんやり単純照射は悪化リスク→トーニング・内服
そばかす(雀卵斑)鼻・頬に小さな斑が散在・遺伝性レーザー・光治療
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)頬に左右対称・灰青色〜褐色真皮の色素→複数回レーザー
炎症後色素沈着(PIH)ニキビ・傷の跡が茶色く残る多くは時間で軽快・刺激回避
脂漏性角化症(老人性イボ)盛り上がった茶〜黒色の”いぼ”レーザー蒸散・除去

  • ファンデーションでも隠れないシミが気になる
  • シミ取りクリームを試したが変化がない
  • そもそも自分のシミが何なのかわからない
  • レーザーをして大丈夫なシミか不安
  • 一度濃くなった気がして、触っていいのか迷う

タイプ①:老人性色素斑(日光黒子)

紫外線の蓄積が主因の、境界がはっきりした茶色い斑。シミ取りレーザーが最も反応しやすいタイプです。

頬骨の高い位置・こめかみ・手の甲など、日光が当たる場所にできます。輪郭がくっきりした円〜楕円形が特徴。40代以降に目立ってきます。当院ではPicoSure(ピコシュア)のスポット照射で1〜5回程度が目安です(個人差あり)。

タイプ②:肝斑(かんぱん)|レーザーで悪化することがある

頬骨に左右対称、輪郭がぼんやり広がる薄茶色のシミ。通常のレーザー照射で悪化することがある要注意タイプです。

30〜50代の女性に多く、紫外線・摩擦(こすりすぎ)・ホルモンバランスの変化で悪化します。当院ではトラネキサム酸などの内服、低出力のレーザートーニング、スペクトラで対応し、強いレーザーは避けます。「こすらない」ことが何より大切です。

タイプ③:そばかす(雀卵斑)

鼻や頬に左右対称に散らばる小さな斑。遺伝的要素が強く、子どもの頃から現れることが多いタイプです。

数mm以下の小さな斑が多数。紫外線で濃くなります。ピコレーザーや光治療(IPL)が選択肢です。治療後も日焼け対策の継続が大切です。

タイプ④:ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)|青あざの一種

頬や額に左右対称に出る、灰青色〜褐色のシミ。皮膚の深い層(真皮)に色素があるため、複数回のレーザーが必要です。

肝斑と間違われやすいですが、色調が青っぽいのが手がかり。思春期以降〜20〜30代で気づく方が多いです。当院ではPicoSureで複数回(7〜8回以上必要なことも)対応します。肝斑と混在することもあり、鑑別が特に重要です。

タイプ⑤:炎症後色素沈着(PIH)

ニキビ・傷・虫刺されなどの炎症が治った後に残る茶色い色素沈着。多くは時間とともに自然に薄くなります。

もとの炎症の形に沿った茶色いあととして残ります。「触らない・こすらない・日焼けしない」が基本。必要に応じて内服・外用で対応します。

タイプ⑥:脂漏性角化症(老人性イボ)

加齢や紫外線でできる、盛り上がった茶〜黒色の”いぼ”状のもの。平らなシミと違い、レーザーで蒸散・除去する治療が向いています。

顔・首・デコルテ・手の甲にでき、40代以降に増えます。「盛り上がり」があるのが見分けのポイント。炭酸ガス(CO2)レーザーでの蒸散などで対応します。


上野医院では、シミのタイプを医師が鑑別したうえで、機器を明確に使い分けています。「どのシミにも同じレーザー」ではありません。

当院が主力とするPicoSure(ピコシュア)は、波長755nmのピコ秒レーザーです。他社製の1064nmと比べてメラニンの吸収率が高く、熱ではなく「光の衝撃波(光音響効果)」でメラニンを微細に分解します。この機序により、カサブタ・保護テープが不要で、当日メイクも可能です。

メニュー適したシミタイプ照射の考え方料金(税込・1回)
ピコスポット照射老人性色素斑・そばかす・ADM濃いシミにピンポイント高出力16,500円(1㎠)/38,500円(顔全体)
ピコトーニング肝斑・くすみ低出力を全顔に重ねる27,500円(全顔)
スペクトラ肝斑肝斑・くすみ専用の低刺激設定11,000円(全顔)
炭酸ガスレーザー脂漏性角化症表面を削る11,000円~
トラネキサム酸内服
ビタミンC点滴 など
肝斑・炎症性色素沈着メラノサイト(細胞)の鎮静化3,300円~

肝斑のように「強い照射で悪化するタイプ」には、あえて低出力のトーニングや内服を選ぶ——この使い分けの判断こそが、レーザーの老舗である当院の役割です。


明治43年創業・三輪で開業して30年。整形外科・美容皮膚科・美容外科を併設する「かかりつけ医」スタイルのクリニックです。長野市でレーザー治療に長く取り組んできた実績があります。

  • 医師によるダーモスコピー鑑別:拡大鏡でシミの性質を確認してから治療方針を決定
  • PicoSure(755nm)ほか複数機器を使い分け:タイプごとに最適な照射設計
  • 肝斑への配慮:悪化リスクのあるタイプには低出力・内服で対応
  • 大型駐車場完備:長野市近郊から車で通院可能

  1. カウンセリング・診察:シミのタイプ・お悩み・ご希望を確認
  2. ダーモスコピー検査:拡大鏡で性質を確認し、治療方針を決定
  3. 照射(またはトーニング):タイプに合わせた機器・設定で施術
  4. アフターケア説明:紫外線対策・ホームケアを説明
  5. 経過確認・次回計画:効果を見ながら回数を調整

Q1. 自分のシミが何タイプか、自分でわかりますか?

セルフチェックで見当はつきますが、肝斑とADMのように見分けが難しいタイプもあり、複数が混在することも多いです。ダーモスコピーを使った医師の診察をおすすめします。

Q2. シミ取りレーザーで、どんなシミも消えますか?

いいえ。老人性色素斑のようにレーザーが反応しやすいタイプもあれば、肝斑のように強いレーザーで悪化するタイプもあります。タイプの見極めが大切です(効果には個人差があります)。

Q3. 何回くらいで効果が期待できますか?

タイプによります。老人性色素斑は1〜5回程度、真皮に色素があるADMは7〜8回以上必要なこともあります。診察時に目安をお伝えします。

Q4. 治療後に気をつけることは?

紫外線対策が最も重要です。治療後の日焼けは、炎症後色素沈着や再発の原因になります。日焼け止めの継続をおすすめします。

Q5. 肝斑があるか自分で判断できません。

頬骨のあたりに左右対称で、もやっと広がる薄茶色なら肝斑の可能性があります。ただし他タイプと混在することも多いため、レーザーを検討する前に一度ご相談ください。


シミは「老人性色素斑・肝斑・そばかす・ADM・炎症後色素沈着・脂漏性角化症」の6タイプに分かれ、原因も治療法も異なります。なかでも肝斑は、通常のレーザーで悪化することがあるため自己判断は禁物です。上野医院(長野市)では、ダーモスコピーによる鑑別のうえ、PicoSure(755nm)をはじめとする機器をタイプ別に使い分けています。気になるシミがある方は、まずお気軽にご相談ください。


上野医院 美容皮膚科・美容外科(長野市)

📞 美容予約専用:026-235-3514 💬 LINEでのご相談・ご予約:https://lin.ee/PfLLLef 🌐 公式サイト:https://ueno-iin-biyou-miwa.com 🅿️ 大型駐車場完備。須坂・小布施・千曲・中野エリアからのご来院も歓迎。


※効果には個人差があります。 ※詳しくはお気軽に医師にご相談ください。 ※自由診療です(保険適用外)。

目次